私たちマッチングアプリで結婚しました
マッチングアプリを利用したきっかけ
「私の友達、マッチングアプリで結婚した!!」
月1の定例女子会で親友から発された一言。
「え、アプリとか怖くない?」
と私はすかさず言いました。
「そうかな?うちらもやってるけどそうでもないよ」
私以外の女子たちの反応は意外なものでした。
「あんたも彼氏ほしいなら出会いない~なんて言ってないでアプリ始めてみなよ!うちらがダウンロードしてあげるから!」
と携帯を奪われ…。
強引な形ではありますがこれがマッチングアプリを始めることになったキッカケです。
今ではこのキッカケを与えてくれた友人たちに感謝しています。

登録したその直後から”いいね”やメッセージが次々に来ました。
これは決して自分の写真などによる効果ではなく、
写真も自己紹介も何も載せていない状態です。
現在住んでいる都道府県や年齢などの基本情報のみだけで男性から反応があるのです。
これはどういう状況なの…とプチパニックになりました。
しかしここでも心強かったマッチングアプリ経験者の友人たち。
「男性会員は新規女性会員をすごくチェックしてるんだよ。既に登録してる女性に”いいね”やメッセージを送って反応がなければそりゃ次に行く。その中でもライバルが少ないうちに送ったほうが競争率も少ないし、まだよく仕組みをわかっていないから返信率も高い新規会員に目を付けるんだよ。だから気を付けたほうがいいし、”いいね”の数に調子に乗ったらだめ!」
………心強すぎませんか?(笑)
友人たちのアドバイスを胸に、
真剣にマッチングアプリに向き合う日々が始まります。
マッチングアプリで会ってみた
「すぐに会おうとする人は危ないよ!」
これも友人からのアドバイスでした。
実際、自分もそのように思っていたためメッセージのやりとりを何度も重ねて、
この人とだったら会ってもいいかな…
と思えた方としか会わないでおこうと決めました。

主人と出会うまでに、途中でマッチングアプリを辞めた期間もありましたが約2年で10人ほどにお会いしました。
その中にはお付き合いをした方もいます。
何度初めましてをしても慣れることはなく毎回緊張と妙な高揚感がありましたが、やはり初めてお会いした方は格別に緊張しました。
その方はいわゆる人気会員に分類されている方で、
当時の”いいね”ランキングで1位か2位だったと思います。
なぜそんな選びたい放題の方が自分に興味を持ってくれたのだろう…
と会うことにしました。
初めてマッチングアプリで会った場所は忘れもしません。
代官山のおしゃれカフェでした。

「モテそうだな~~~(笑)」これが第一印象です。
堅すぎず、ラフすぎない服装で清潔感があり背も高い男性で代官山のおしゃれカフェを設定してくるあたり、
「これはモテるな。これは会い慣れてるな。」
と直感で感じました。
会った本人も正直な方で、
「結構な人数に会っている。自分も忙しいし稼げるから早く結婚を意識して付き合える彼女を探したい」
とおっしゃっていました。
私はまずお話をしてお互いのことを知るというところまでしか考えていなかったのに、
最初から最後まで結婚を念頭に品定めをされているような気がしてあまりいい気持ちはしませんでした。
特に「得意料理は?」と聞かれたときに、
(私は料理が趣味なので一般女性の中では料理はできる方だという自負があります)
悩んだ末にその当時ハマっていた”鶏肉と茄子のみぞれ煮”と答えました。

すると「いやそれって大根おろしとあえるだけじゃん(笑)本当に料理好きなの?(笑)」と鼻で笑われたのです。
…どう思います?????
大根の皮を剥いて、みぞれ煮に使うのでかなりの量の大根をおろし、
下味をつけた鶏肉と下処理をした茄子と調味料と一緒に焦げないように煮ていく…という工程が頭に浮かんでいないのか、
それらがわかっていてもっと凝ったものを作れと言っているのか。
どちらにせよこの人は結婚できないなとその日で連絡を取ることをやめました。
マッチングアプリで続く失敗談
2~3回会ってみてからは、
前より”会う”ことへのハードルが下がり、何人かとお会いしました。
その中には初対面でいきなり手を繋いでくる人や、
写真と全然違う人(痩せていた学生時代の写真だったそうです)、
食事後にホテル街に連れて行こうとした人などもいました。
もうマッチングアプリやめようかなーと思い始めたその頃、
とても顔がタイプの方から”いいね”が来ました。
この人でやりとりするのは最後にしようと決め、
何度もやりとりを重ね会うことになりました。
直接会ってもかっこよく、話もとても面白く、
すごくしっかりアプローチしてくださる方で惹かれるまで時間はかかりませんでした。
2回目のデートで告白していただきお付き合いすることになりました。
アプリも一緒に退会し、真剣に付き合ってくれそうだなと嬉しく思っていたのも3ヶ月ほど。
どんどん連絡の頻度や会う頻度が減っていき不安に思っていると、
別のマッチングアプリをしていた友人から
「これあんたの彼氏じゃない?」
とスクリーンショットが送られてきました。
目の前が真っ白になりました。紛れもなく彼でした。
しかもオンライン表示がされていました。
(リアルタイムでそのアプリを立ち上げて使っているという意味)
それを指摘できるほどの勇気がなかった私は連絡先をブロックし、
自然消滅を選びました。
マッチングアプリで今の主人と出会う
前述した彼とお別れし落ち込んでいた気持ちを紛らわせたくて、
別のマッチングアプリに登録しました。
前ほど真剣にするわけではなく、
自分のペースに合わせてやりとりをしてくださる方のみと時間が空いた時に気持ちを紛らわすために使っていました。
そんなとき、1人の方から”いいね”が来ました。今の主人です。
写真は清潔感があるし、
自己紹介も真面目そうだから”いいね”返してみようとやりとしが始まりました。
やりとりを始めてみてまず思ってのが、
今までの誰よりもメッセージが丁寧で、
話題を広げようとしてくれる姿勢が何日やりとりを続けても変わらなかったのです。
そして極めつけに、
お互い最近までお付き合いしていた人がマッチングアプリで出会った人で、
連絡がとれなくなって自然消滅したという共通点に大笑いしてしまいました。
自分でも驚いたのがすごく慎重になっていたはずなのに、
実際会うまでに今までで一番時間がかからなかったのです。
実際会ってみたときの印象は、
「なるほど。こんなお顔なのか(写真によって表情が違ったため)」でした。
いざ話し始めると私のおしゃべりも楽しそうに聞いてくれて、
美味しいものを一緒に美味しいと言いながら食べられる当たり前のことにすごく嬉しくなりました。
その日帰宅をして、すぐに2回目に会う約束をしました。
そこから何度かデートを重ねて告白をしてもらいお付き合いすることになりました。
そこから完全に順風満帆というわけではありませんが、
お互い早く結婚したいという共通認識があったため半年ちょっと経ったときに、
「俺は今後結婚したいと思ってるけど、どうかな?」と聞かれ、
そこから少しずつ結婚に向かって動き出しました。
そして先日1年記念日に入籍しました。
まさか自分がマッチングアプリで出会った人と結婚するなんて思ってもいませんでした。
でも今では同じ時期に数あるマッチングアプリの中から、
同じマッチングアプリをしていて、
数ある異性の中から主人と出会えたことに本当に感謝しています。
いまだに世間のマッチングアプリへの偏見はあると思いますが、
私の周りには幸いなことにマッチングアプリに対して肯定的な考えの友人が多かったため始めるキッカケができました。
出会いがなく悩んでいる皆さんも、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか?


某大学病院勤務、新人ナースMuu
年齢24歳
看護師として働きだして6ヶ月。
まさかのコロナにより日々激務に耐えながら働いてます。
毎日の楽しみはマッチングアプリで白馬に乗った王子様を探すこと!
病院勤務じゃ素敵な男性との出会いもなーーーいので、
神様、可愛そうなナースにチャンスをくださーーーい。。。
といっても私だけじゃないんだよね~
世の中の多くの女性が白馬に乗った王子様を待っているに違いない!
そんな女子のために、
マッチングアプリで恋愛ドラマのような恋をして、
素敵な王子様に巡り会え幸せになってもらいたい!
そんな思いでこのブログを始めました。
3人で始めた恋愛女子会から、
多くのお友達の繋がりもできてきたので、
マッチング体験談も随時投稿していきますね。
Let!lovemaking